曲がった煙突は
ストレスの元 |
| 薪ストーブ煙突の大原則は曲げないこと。煙突を曲げるとどうなるかを具体的に解説しましょう。 |
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こんな薪ストーブはストレスばっかり
薪ストーブを設置する側(建設業界)に未だノウハウが蓄積されきっていないので、せっかくの薪ストーブが死んでいる、もしくは使えないものにされている施工例をまだ見かけます。それでも、何も知らない人は「こういうものだ」と思い込んでいたり。
−−ちょっと待った!
せめてこれから薪ストーブを導入する人は、ここを読んで快適な薪ストーブライフを迎え入れましょう。
曲がった煙突はストレスの元(後編)
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<現実の煙突プランについて> では、何が何でも煙突はまっすぐ、ちょっと曲げるのもいけないのか、という点について解説しましょう。 冒頭でも触れたように、薪ストーブの煙突は自然の対流をサポートするものです。そもそもが自然現象なので、煙突の吸い込む力(=ドラフト)はアナログ的で、デジタルのようにイエスとノーの二極という訳ではありません。ですから、煙突をちょっとだけ曲げればちょっとだけドラフトが悪くなり、目一杯曲げれば目一杯ドラフトが悪くなる、ということです。 ちょっとだけドラフトが悪くなる、というレベルだったら、実際のところそれなりに使えます。いつしか「こういうものだ」と慣れてしまう人も多いでしょう。 また、実際の施工上の問題として、家屋全体はもちろん、屋根にも構造上重要な柱・梁などが存在します。煙突がそれらに干渉する場合、やはり煙突を曲げて避ける方が無難でしょう。 問題は、どの位の曲がり幅なら曲げても良いのか、という部分です。 実は、煙突のドラフトには、他にも要因が絡んでいます。 煙突の長さ(高低差)や保温性などがそれにあたります。煙突は一般に長ければ長いほどドラフトを増しますし、煙突の保温性が高いほど、途中で煙が冷やされる、つまり上昇する力を削がれることなく煙が抜けていくので、そのドラフトを維持することが可能になります。 また、使い勝手という部分に視点を広げれば、薪ストーブの機種や煙突掃除のしやすさという部分も考慮に入れるべきでしょう。薪ストーブには構造上火をおこしやすい機種というのも存在し、そういった機種では多少ドラフトが悪くても、比較的スムーズに火をおこすことが出来ます。また、あまり煙突の曲がりに角度があると、煙突掃除の際にブラシを一気に通すことが出来なくなり、最悪の場合は掃除の都度煙突をばらすような手間がかかります。 煙突の長さ、保温性、薪ストーブ本体の機種、煙突掃除のしやすさ−−実際の曲がり幅の判断は、これら全体のバランスを見て、あまりストレスにならないレベルで、という具合になります。文字どおりケースバイケースになってくるので、厳密なところは、やはり実績のある専門の薪ストーブショップに相談するのがよいでしょう。 とはいうものの、煙突はまっすぐに越したことはありません。 障害物があるからといっていきなり煙突を曲げるのではなく、例えば、煙突がまっすぐでも障害物に干渉しない位置まで薪ストーブ本体を移動させる、などの手段を、まずは検討してみるようにしましょう。
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